養肝漬 二年熟成
伊賀盆地特産の白瓜の芯を抜き、その中にしそ、生姜、大根等を細かく刻んだものを詰め、秘伝のたまり醤油にて自然熟成させたお漬物です。
“養肝漬(ようかんづけ)”というネーミングは武士や忍者が陣中に常備し、“肝っ玉を養う”(士気を養う)漬物ということから命名されました。そのなかでも、2年間熟成した本製品は時間の長さが生み出す本物の味を楽しめるものとなっております。
慶応元年創業の弊店は、六代にわたり昔から伝わる製法で養肝漬を造り続けてきました。代々受け継がれてきた江戸時代からの醸造蔵と明治初期から使用している大型木桶には、発酵にかかせない養肝漬固有の複数の酵母菌が住み着いています。この環境を守り、固有の菌で養肝漬固有の味を次の世代へ受け渡していくことを基本としています。
- 認定年度
- 2015年度
- 種別
- 加工食品
- 事業者
- 養肝漬宮崎屋 株式会社
- 住所
- 〒518-0869 伊賀市上野中町3017
- 電話番号
- 0595-21-5544
- HP
- http://www.ict.ne.jp/~myzky
生産者について
弊店が位置する伊賀地方は、布引山系、鈴鹿山系を背後に水は伏流水に恵まれ、また伊賀盆地の寒暖の差のある気候は霧深く、酒や漬物等の醸造に伊賀独特の影響を与えています。慶応元年創業の弊店は、六代に渡り養肝漬を造りつづけて参りました。現在も明治時代に製作された大型木製樽を使用し、こだわりのある醸造をしております。近年では、秘伝のたまりしょうゆを使用した”たまりしょうゆアイス”や”養肝漬ドレッシング”の開発などにより、若い世代への”宮崎屋の伝統”にチャレンジしております。