天然醸造醤油
伊賀越 天然醸造醤油はその名の通り、伊賀の自然の四季の寒暖の中、ゆっくりと300日余りの時間をかけて、麹菌と蔵付酵母のみで熟成させた醤油です。一般的に醤油は諸味を加温熟成し、アルコール発酵や分解を促す『酵素・酵母』や、香りの醸成を促す『乳酸菌』等が添加されており、より短期間で醤油を生産する速醸製法によるコストを抑えた商品が流通しています。四方を山に囲まれた伊賀盆地は、夏冬の寒暖の差が激しく、昔から醤油・酒などの醸造に適した立地条件になっています。食品に対して安全安心が特に求められる時代です。伊賀の気候また水を存分に活かしながら、ISOまた世界基準の高いレベルの品質向上を目指す工場で、日本古来の天然醸造製法で造られた伊賀越の天然醸造醤油は、一般の早造りの製法のしょうゆと比較して、塩カドのとれた「まろやかな味」「深いコク」が特徴です。
- 認定年度
- 2015年度
- 種別
- 加工食品
- 事業者
- 伊賀越 株式会社
- 住所
- 〒518-0841 伊賀市上野恵美須町1560
- 電話番号
- 0595-21-0222
- HP
- https://www.tennengura.jp/
生産者について
伊賀越株式会社は明治6年の創業以来、140余年三重県伊賀市で醤油、味噌、漬物といった製品の製造・販売を行っています。こだわりの天然醸造醤油を中心に国内にとどまることなく海外展開を視野に入れ、北米、中国、東南アジア等に向け伊賀で製造された本物の醤油の輸出を始めています。新商品開発にも力を入れ、宗教上の戒律から醤油を食べることができない方にも対応するため、天然醸造製法で造られた本物の醤油からアルコール成分を0.1%以下におさえる独自製法(特許出願中)を開発しました。和食の基礎調味料である風味豊かな本物の天然醸造醤油を伊賀から世界に発信し、沢山の方に食べていただけるよう、おいしくて安全な商品の提供を行っていきます。またその他の事業として調味料・飲料・酒類等の卸売業を手掛け量販店等に伊賀酒をはじめ伊賀産品の売場提案を行うとともに、三重県内のみならず近畿圏内のスーパー量販店、小売店、ドライブイン等に商品を供給する流通機能を有しています。
※写真は取締役専務の 本城 圭祐 さん