さまざま桜
「さまざまの事思い出す桜かな」
俳聖 松尾芭蕉が、かつてご奉公していた藤堂家で詠んだ句「さまざまの事思い出す桜かな」に因み創られた、花紋干菓子です。桜を待つ心・愛でる心・惜しむ心、私たちが桜に寄せる思いもさまざま。そんな思いを、俳風干菓子「さまざま桜」として郷土色豊かに仕上げました。香ばしい寒梅粉に、山芋と砂糖を加え、水を使わずに伝統の製法で一枚一枚丁寧に作っています。海苔や胡麻の風味も加え3種類の味わいが楽しめ、桜の花びらの形が可憐な干菓子。素材にこだわり、やさしい桜色も天然着色料を使用して体に優しい商品にしています。春には、各地でお茶席でのお菓子としてもご好評をいただいています。
- 認定年度
- 2015年度
- 種別
- 菓子
- 事業者
- 株式会社 紅梅屋
- 住所
- 〒518-0861 伊賀市上野東町2936
- 電話番号
- 0120-19-0028
- HP
- http://www.koubaiya.com
生産者について
株式会社紅梅屋は正徳2年(1712年)に創業して310年余り、城下町伊賀上野の旧大和街道沿いにて和菓子製造販売を行っております。
関宿から伊賀上野を経由して奈良へ至る旧大和街道は、お祝い事にお菓子を振舞う習慣が盛んであったことから、多くの和菓子屋が軒を連ねており、今は「お菓子街道」とも呼ばれています。和菓子が文化に根付いた地域にて、伝統の味を守りつつ新たな創意工夫、新たな風を吹き込んだ和菓子創りに励んでいます。
代表銘菓「さまざま桜」「竹のふし」をはじめとする松尾芭蕉を偲ぶ伊賀銘菓は全国の方々にご好評いただいています。商品の全国発送も承っておりますので、是非一度ご賞味くださいませ。
※写真は代表者の 大黒 景司 さん