伊賀ブランド IGAMONO

組紐ネクタイ

組紐ネクタイ

着物の時代から洋服に変ってきた日本において伝統的工芸品として生き残りをかけ、新しい商品開発が必要となり、新しい分野の開発としてネクタイ作成に生かしました。染について、ネクタイは特に色落ちがしないことが必要なため神奈川県にて堅牢染めを施しています。締め味、締め心地がいいと評判を頂いています。
パッケージ、容器は出来るだけ伊賀らしい、和の文化を感じるものにと思い作成しています。1本組上げにかかる所要時間は8時間ぐらいで、1日1品程度しかできないため、1本1本大切に販売しています。

認定年度
種別
事業者
組紐工房 廣澤徳三郎
住所
〒518-0878 伊賀市上野西大手町3635-1
電話番号
0595-21-1127
HP
http://www.ict.ne.jp/~toku-3/
組紐工房 廣澤徳三郎

生産者について

組紐は長い伝統をもつ日本の優れた工芸品の一つです。奈良時代以後に日本で作り始められた組紐は、経巻・巻物・甲冑や刀の紐などに利用され、その後、明治維新の廃刀令により武具から帯締に姿を変え用いられるようになりました。明治35年、江戸にのみ残っていた組紐の技術を廣澤徳三郎が習得し、伊賀に持ち帰り開業したのが現在の伊賀くみひもの始まりです。その技術が伊賀の人々によって脈々と受け継がれ、昭和51年に国の伝統的工芸品に指定されております。近年では日本においても組み手が少なくなっているため、徳三郎工房では一人ひとりのお客様を大事にし、その要望に応えています。伝統工芸士三代目廣澤徳三郎が紡ぐ磨き抜かれた伝承の心と技が生み出した優美な糸の芸術、格調高い伝統の香伝わる“徳三郎の組紐”をお楽しみいただければ幸いです。