自家焙煎 紅菊芋茶
伊賀地域の南部地域に位置する霧生は、木津川の最上流の一つであり、霧生地内には大阪湾にそそぐ淀川水系木津川の源流(川上川・和木川)と伊勢湾にそそぐ雲津川源流の分水嶺があります。伊賀盆地の南端に位置する山深い霧生にはきれいな水と寒暖差が大きい気候風土があり、美味しいお米などが収穫できる地域です。霧生和木地区で菊芋茶も無農薬栽培しています。
原料である紅菊芋を洗浄し、食品乾燥機にて12時間かけて乾燥させます。自家焙煎させて完成します。安全・安心はもとより、手間を惜しまず「てこごしい」くらい愛情を込めて作っています。自信の一品となっております。
菊芋茶には、様々な健康成分を含んでいます。菊芋茶の栄養素は、イヌリン・セレン・ミネラル・各種ビタミン成分・水溶性食物繊維・亜鉛・カリウム・ポリフェノールです。近年糖尿病予防の一環として注目されているお茶です。イヌリンとは、水溶性食物繊維です。野菜の中でも菊芋茶の含まれている水溶性食物繊維の配合量はトップで、この効果として便秘の解消、糖尿病に効果があると言われています。
生産者について
当事業所は、伊賀市の最南端の山間に集落しており奥伊賀霧生として、津市との境に布引山系の海抜459mにあります。 寒暖の差の激しい地域で、谷間の緑に囲まれ、湧き出る水は、木津川の源流で清い冷水の湧水が出てくる地域です。創業以来、夫婦で35年以上にわたり移動販売を含め、食料品や日用品などを提供、地域住民の食を支える役割を果たしてきました。 今後も地域住民が日常的に買物に訪れることで、コミュニティ拠点としてのあらたな役割を果たすことを継続的に行っていきます。 農の匠として、伊賀市霧生地内で農産物を生産・収穫し、ひと手間かけて加工・パッケージし、販売しています。今回、認定頂いた菊芋茶や古代米のほか、ブルーベリージャムや柚子胡椒などの加工品も生産・加工し販売しています。 野菜など健康に良いとされる食材を地域の高齢者に生産してもらい、それらを加工・販売し、霧生を薬膳の里にすることが農の匠の最終目的(夢)です。